スキャマーに気を付けましょう!
スキャマー(scammer)とは、「詐欺行為によって金をだまし取る人」(日本語WordNet(英和))のことで、デートサイトなどではお馴染みの顔ぶれと言えます。
ただ「サクラ」とは違って、業者が仕込んでいるわけではなく、単にそのサイトを利用して、真剣に恋人、彼女、結婚相手を探している人を食い物にする許せない輩です。( *`ω´)
騙されて、大金を相手に送ったとたんに音信不通になったとか、航空機のチケットを送ったけれど来なかったとか、送金後待ち合わせの海外の空港に現れず待ちぼうけをくったなど、悲哀に満ちたエピソードは、日本人男性だけじゃなく、欧米の先進国でもよく聞かれる話です。
特に欧米では、スキャマーのリストなどを公開するサイトがあったりして、ある意味深刻な事態にもなっていますが、日本人男性にはそれ程積極的に攻勢を仕掛けてきていないようです。
では、どうしたら、スキャマーに引っかからずにすむのでしょうか。とにかくお金の話が出て来たら原則「ブラック」と思っていていいかと思います。このあたりは普通の詐欺事案と同じですね。
もちろん、「自分の月給はこれくらい」とか「最近●●をいくらで買った」とか「奨学金の返済があといくら残ってる」とか一般的な会話なら問題ありません。スキャマーの多くはメール交換開始後、比較的すぐにお金の話を始めます。しかも、お金が必要だということをアピールする内容が多いですね。
「家族が病気」あるいは「事故にあってお金が必要」などと言うのは一般的ですし、「あなたにすぐに会いたい!日本へ行く飛行機代を出して下さい」なんて言うのもあります。必死さや深刻さがアピールされます。
日本人男性に仕掛けてくるスキャマーの多くはこの程度の初歩的な手法しか用いない事が多いので、慣れてくるとメールの1通目か2通目で相手の正体が分かるようになりますが、デートサイトを利用しはじめの頃は注意して下さい。
彼女たちの多くはprofileに「”女性”をアピールするような写真」「プロカメラマンが撮ったような写真」を載せていることが多く、しかも相当な美女が多いので、(きっとこの女性は違う!)などとブレないでぜひ冷静に対応してください。「彼女」と書きましたが、多くは「業者」が女性を装っているだけなので、(このメール書いてるのは業者の男性だぞ!)と、ひととき自分を萎えさせるのもいいでしょう(笑)